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今回はタペット音の原因は エンジンオイルを交換したことで
エンジン内部のスラッジガが急激に解けだし
ヘッド部へ送るオイルラインが詰まったと判断
本来油圧タペットは 自動調整式ですがヘッドラインの油圧が
上がらなければクリアランスを調整できません
今回もSP溶剤を充填 セッティング後施工開始
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セッティング後アイドリングにて 3時間送油量も720リッター
このあたりでタペット音が変化があるはずですが
ちょっと変です どうもオイルラインが抜けないようです
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1回目の溶剤を回収してみたところ フィルターカップ内部が
カチカチ ドロドロのスラッジで一杯 予想以上に
エンジン内部は 凄い状態のようです |
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カップの中の解けきれないスラッジ
手で触ると砂の用にザラザラです
この状態は 異常です
カバーを開けて確認する事に |
左バンクタペットカバーを開けて確認 |
やはりオイルがヘッドまで上がっていない????
このロッカーアーム部分は相当乾いています相当以前から
オイルは上がっていないようです |
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この状態は オイルで交換で急にラインが詰まった
ものとの判断は間違いのようです
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溶剤を溶解温度 110度まで上げ 一晩漬け置き状態に |
一晩漬け置き後オイルパンを開け確認 |
オイルパンクランク廻りは 一晩漬け置きをしましたので
スラッジは全て解けオイル焼けが残る程度になっています |
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各部組み付け後 2回目のレマックスを開始
ライン油量1300リッター まだタペット音が止まらず |
2回目回収のフィルター
まだまだスラッジガ出てくる様子
これは予想以上の詰まりです |
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もう一度 カバーを開けて カムシャフトのオイルラインの
カバーを開けて見たところ・・・・・詰まっています
ドライバーでスラッジをとってみたところです |
このスラッジガオイルラインを塞いでいます
これではエンジンのオイルポンプの圧力では
ラインが抜けません
そこで・・・・・・・ |
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ロッカーアームは取り外し
溶剤に漬け置き |
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オイルラインは 直接レマックスマシーンで油圧を上から掛け
ラインを清掃することに |
吸い上げているのではなく 直接ラインをクリーニング
しています |
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←↑左右ヘッドのロッカーアーム部にオイルが
上がったところです
オイルが飛び跳ね 流れているのが確認できます
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その後REMAX作業を5回繰り返し 6本目のフィルターで
フィルターにスラッジが溜まらなくなるまで 繰り返し完了 |
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今回の C240は 某ディーラーがエンジン再生不可能と判断 その後ECREMAXでと持ち込まれたものです
ユーザー様の検討が入り 施工までに1ヶ月半 日付が離れています
今回は 私の所でも相当時間をかけました REMAXマシン稼働時間 40時間にも及びました
それほどオイルは岩のように変化しています 迷っていればいるほど 時間と費用がかかります
施工料金 28万
それでもエンジン乗せ変えより安い エンジンパワーは今まで以上に しかし今回の例では オイルが上がらず エンジンを
回していた 時間が長く ラッシュアジャスターの金属摩耗は予想以上のものでした
このような症状に 心当たりのユーザーは 早めにご相談ください
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