今回ご紹介の トヨタbb エンジンメンテナンスが悪く オイル交換したのが何時か思い出せない・・・ オイルランプ点灯で あわててディーラに駆け込み
EC,REMAX&FZ-01を希望 なんと言っても エンジン交換しないで済みますから ユーザーにとっては 整備時間も金額も 大変安心
お心当たりのユーザーはじっくりご覧下さい




ドレーンコックを外しても オイルが出てこないので
ポンプで吸い出せる限り吸い出しました

あまりに中の様子が 見たくなり タペットカバーを開けてみました
オイルカスで見事に6角ナットが 丸くなっています 
どうして此処まで放っておくのですか・・・・・
                      

                                           

今回はエンジン内部のスラッジ、カーボンがこびり付き 想像以上に
汚れが酷いため スペシャルの溶剤を使用しています 
3時間ほどアイドリング その間にオイルランプ点灯
  EC-T21の フィルターを2本交換




フィルターは合計で 六本使用しました 基本工賃外プラス 
五本の請求になります
オイルは0.98L/分 しか流れていません

やっとオイルランプが消灯 その後徐々に 回転を上げて行き 3000RPMにて 1時間 油音、油量 を上げて オイルラインに溶剤が流れていることを確認して 二晩付け置き致します 洗濯だって汚れの酷い洗濯物は付け置き洗いを するのと同じようにします



オイルラインのスラッジが取れ 流量が 5.47L/分まで上がりました
これでオイルラインは 正常に戻りました
それでもまだエンジン内部は オイルがこびり付いています
二晩の付け置きで スラッジが溶けるのを待ちます
2晩の付け置き後 新しい溶剤と交換 2500RPMで三時間ほど 
エンジンを回し 完了です  総溶剤循環量は 3000Lを越えました
今回は参考のためもう一度 タペットカバー、オイルパンを開けて見ました



開けてみたところ 始めに開けたときのカチカチに こびり付いている所は 
ほとんど溶けています まだ黒い所は 今後定期的な オイル交換ですべて
元に戻ります
 

最後に進化剤の処方で傷ついたシリンダー及び メタル部分を進化させて
仕上がりになります 今回ほどオイルがこびり付いてしまうと 二〜三日の
入院になります  ヘッド部のみの交換では オイルラインの改善にはなりません いずれ エンジンは焼き付いてしまいます  
エンジン乗せ変える  オーバーホールより 早い安い
EC,REMAX&FZ-01以上の改善整備はありません